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総版画豆本「万葉集巻五-八五〇 雪の色を」

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総版画豆本「万葉集巻五-八五〇 雪の色を」


雪の色を奪うかの如く白く咲き誇るこの梅を、(ともに)見る人があればいいのにーー

新元号「令和」の出典である、万葉集に登場する梅花の宴。
「令和」が出てくるのは梅花の宴で詠まれた「梅花の歌 三十二首」の序文ですが、この歌はその三十二首の後に「後に追ひて梅の歌に和へる四首」として掲載されているうちの一首です。
作者不明とされていますが、おそらくは「梅花の宴」の主催者、大伴旅人が詠んだのではないかと考えられています。
雪景色の中、冴え冴えと今を盛りと咲く梅。
古代、「花」といえば桜よりも梅だったそうです。色も主流は白で、白い梅の美しさを詠んだ歌は万葉集に数多く(百首以上)収められています。

本文は白地にところどころ桃色と萌黄色のチリ(細かくちぎり、漉きこまれた和紙や素材の皮などのこと)が入っており、うっすらと春の気配が漂っています。
表紙は赤地に水色と金の七宝つなぎの柄。本文に描いた花を咥えた鳥「花喰い鳥」の柄と「七宝つなぎ」はどちらも縁起の良い柄とされています。
軸はパイン材で、赤漆をイメージしてポスターカラーで着色し、ニスで仕上げています。

総版画豆本・巻子本

サイズ:40×(巻いた状態)12㎜、(ひろげた状態で240㎜)
※表紙の柄の出方および見返しの柄は、画像と異なる場合があります。


【総版画豆本】とは
表題から本文、奥付に至るまでのすべての文字と絵をオリジナルで書き起こし、消しゴムに版を彫って1冊1冊手捺しで仕上げております。
手捺しのため、カスレやゆがみなどがございます。ご了承ください。

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